2023年4月 6日

家づくりの流れ

01.予算を決める
予算を決めるまず、「家にどの位お金をかけるのか?」「月々の支払いをいくらぐらいにしたいのか?」を考えます。家づくりの流れ 予算を決める.png

家を建てるには、土地代・建物代・手続き代・引越し代・家具代など、色々とお金がかかるものです。それらをふまえて、家を建てる総額を算出していきます。
また、住宅ローンを組む場合は、お客様に合った最適なシュミレーションを行ったうえで借入できる金額を確認します。

02.敷地を決める
お客様が家を建てる場合に、住みたい地域・広さ・予算を考え、最適な土地を探していきます。
その際、注意しておきたいことが用途地域・建ぺい率・容積率・地盤の強度・給排水の状況などです。土地に対して「どれくらいの大きさの家が建つか?」「車は何台停める必要があるか?」など、家族のライフスタイルにより家の形がそれぞれ異なるので、これらのことは土地探しと一緒に考えておく必要があります。

また、地盤の強度が弱いと地盤補強をする必要もでてきます。地域によって違いがあるので、事前に近隣のデータを確認して余計な出費を抑える必要があります。

03.家のプランを作成
外回り(土地に対しての建ぺい率・容積率・高さ制限・近隣との後退距離・高低差・日当たりなど)を考慮しながら決めていきます。
ここで大事なことは、お客様から出来るだけたくさんの要望をお聞かせ頂くことです。

ライフスタイル・家のコンセプト・趣味・家族構成・間取り・部屋数・外観のイメージなど、事細かくお聞かせください。それらを踏まえたうえで、お客様に合った最適なプランを作成していきます。妥協せず何度も何度も家族と話し合い、当社との話し合いが必要となります。

04.見積もり・資金計画打ち合わせ
見積もり・資金計画打ち合わせ基本的には、03でお話して決まったプランで見積もりを提出しますが、工事費以外でもかかるお金があるということを把握しておくことが大切です。必要備品でいうと、カーテン代・照明器具・エアコンなど。証明書関係でいうと、登記費用・火災保険・ローン保証料・手数料などです。
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これらの費用は建築会社によって入ってるもの入ってないものがあるので見積もりと資金計画書を照らし合わせての確認が大切です。

05.契約
お客様がプランや見積りにも納得され、当社のことも信用して頂き、はじめて契約をむすぶこととなります。
ここまで来る過程で、住宅ローンの仮審査が通っている場合が多いので、ここからが本審査となります。建物の図面、契約書の写しが必要になりますが、仮審査が通っている場合であれば、通常問題ありません。

それと同時に建築確認申請を市役所に提出します。申請には約2週間程かかります。申請許可が出たら、いよいよ着工となります。

06.地盤調査
「地盤が軟弱ではないか?」「地盤補強の杭は何メートル必要か?」といったことを地盤調査会社に依頼し、その結果をもとに保証保険に加入して頂きます。保証保険に加入することにより、万が一地盤が沈下した、その他の天災があった場合最大5000万まで保証されます。

また、10年や20年といった保証期間も選ぶことが可能です。通常であれば建物自体にも保証会社を付け10年間の保証に加入して頂きます。

07.上棟・内部造作工事
上棟・内部造作工事屋根が出来た段階で電気の配線等を再度打ち合せさせて頂きます。
事前に図面、3Dパースなどを使いながらイメージは説明しているのですが、構造体が完成した段階で現場に行き目視で確認した方が、お客様もイメージしやすいことが多いので、再度現場でコンセントの位置や家具の配置を確認します。

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何度か現場にいくことで、お客様自体も家ができるまでの変化を楽しめます。変更したい箇所、追加工事などある場合は、早めのご連絡であれば対応可能です。

08.完了検査
当社と一緒に確認して頂きます。
外壁・窓・玄関ドア・フローリング・クロス・キッチン・トイレ・洗面化粧台・収納棚・暖房器具・照明器具・コンセントなど、万が一不備があった場合はお客様の納得がいくまで責任をもって対応致します。

09.完成・入居
完成・入居登記手続きや各種手続きが終わればいよいよ完成、そして入居となります。お疲れさまでした。

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お客様が喜ぶ姿を見ることが、当社にとっては一番嬉しい瞬間です。ご家族の幸せが詰まった家として長く住まわれることを願っています。

10.アフターケア(注文住宅の場合)
アフターケア(注文住宅の場合)1年・3年・5年・10年といった期間で定期点検を行います。この期間外でも不備があれば、すぐに対応致します。お気軽に電話ください。
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ここまで読んで頂きありがとうございました。
何かわからないことがあれば、弊社までお気軽にご相談ください。
お客様が納得行くまで無料で説明致します。

1 家づくりは何から始めるべきなのか

新築をする方の約6割が、
土地から買って家づくりをされます。

その場合、どうしても予算オーバーを
招きやすくなってしまうため、
土地探しというのは家づくりに
おいてとても大切なポイントに
なってくるわけですが、
実は多くの方が土地探しにおいて、
大きな間違いをしてしまいます。

土地から買って家づくりを
しなければいけないと
思い込んでいる方の多くが、
いきなり土地探しから
始めてしまいます。

土地が決まらなければ
先に進めないと思っているからですし、
実際、住宅展示場や完成見学会などに
足を運んだとしても、
土地が決まっていなければ、
プラン図(間取り)を
描いてもらえないからです。


ですから、
夜な夜なインターネットで探したり、
雑誌を買ってチェックしたり、
不動産屋さんに教えてもらった情報を
片手に、車を走らせては必死で
土地探しをしてしまいます。

でも、このように、いきなり土地探しから
始めてしまった場合、
後から困った状況に陥りやすく
なってしまいます。

例えば、

●土地にお金を使い過ぎてしまい、
肝心の家が思ったように建てられない・・
(家の予算がなくなってしまう)

●ローンに負担がのしかかり、
建てた後の生活が苦しくなる・・

●その土地の上にどんな家が
建つかがイメージ出来ないから、
なかなか決断出来ず、
せっかくのチャンスを逃してしまう・・

●住宅ローンの手続きがスムーズに
行かず面倒になってしまう・・

●一番大切な住宅会社を
選ぶ時間があまりなくなる・・


といった状況です。

これらの理由を考えただけでも、
いきなり土地探しから始めることは
絶対にオススメ出来ることではないのです。


では、家づくりは一体何から
始めるべきなのでしょうか?

それはズバリ『資金計画』です。

10.選ぶべきじゃない住宅会社とその理由

✔ 資金計画もせずに、
いきなり土地を探し出そうとする会社(人)

✔先に土地を不動産屋さんで
決めてきてほしいという会社(人)

✔住宅ローンを銀行に丸投げする会社(人)

✔手当たり次第にたくさん土地情報を
集めようとする会社(人)

✔土地が見つかるまでプランを
描いてくれない会社(人)

は、選ぶべきじゃないとお伝えしましたが、
今回はその理由についてお伝えしていきます。

と言っても、その理由はとっても簡単で、
要するに自社の商品である


『家を売ること(=契約を取ること)しか考えてない』


からです。

おそらく、これから家を建てようと
お考えのあなたは、30年以上という長期間で
"住宅ローン"を組もうと考えていると
思いますが、その間は、ただ"住宅ローン"だけを
払っていればいいわけではなく、
もちろん車を買い替えなければいけないわけですし、
子供たちを大学や専門学校に進学させてやりたいと
考えていますよね。


オレンジ車.png


また、家族の思い出づくりのために時には
旅行に行くことだってありますよね。
さらに、食費や光熱費も子供の成長とともに
どんどん増えていくでしょう、
携帯代だって余分にかかってくることに
なりますよね。

家族旅行.png

ですから、建てた後の暮らしのことを
考えた資金計画がとっても大切に
なってくるわけなのですが、
冒頭に例を挙げたような会社(人)は、
明らかに資金計画をおろそかにしたままで
家づくりを進めていこうとしています。
そうなれば、結果的にあなた自身が
無理な住宅ローンを組むことになり、
後々苦しい生活を送ることに
なってしまうんですよね。

確かに住宅会社は『家を建てるプロ』なのですが、
それと同時に、あなたにとっての初めての
家づくりを全力でサポートすべき存在でも
あるべきです。

そう考えるならば、そして本当に、
あなたの将来の幸せを真剣に考えているならば、
お金のことや土地のことについても
プロとなるべきなんですよね。

ですから、住宅会社を選ぶ時には、
前回お伝えした点に注意しつつ、
信頼出来そうな会社(人)にお願いするように
していただければと思います。

営業マン2.png

と言っても、
"よく足を運んでくれるから熱意がある"
という風に勘違いしてしまったり、
"ニコニコしていて感じが良いから信頼
出来そうだ"という表面的な部分に
騙されないようにも、充分に
注意してくださいね。

あと、"安さをアピールしてくる会社"や、
"やたら値引きをする会社"にも要注意ですよ。
あなたにとっては、安いとか値引きを
してくれるということは嬉しいこと
だと思いますが、なにもないところから
造っていく注文住宅では、
それが後々あなた自身に跳ね返ってくることに
なるかもしれませんからね。

ではその理由について、
具体的にお伝えしていきましょう。

家の価格は、大きく分けて以下の
3つの要素から成り立ちます。

1.職人さんの手間
2.建築会社の利益
3.家の材料代

大工.png

ですから、家の価格を安くしたり、
値引きをするということは、
この3つのうちのどれか、
あるいは全部を安くするしかない
わけなんですよね。
では、それぞれ1つずつ考えていきましょう。
まずは『職人さんの手間』についてです。

例えば、
あなたが○○工務店と契約するにあたり、
100万円もの費用を値引きして
もらったとしましょう。
(普通ならありえませんが・・・)
そうなれば、その値引きされた100万円は、
先程の3つの要素にそれぞれ負担が
のしかかることになります。
では、職人さんにのしかかった場合
どうなるでしょうか?

大工作業.png

例えば、1日の手間代が15,000円の
大工さんが、90日かけて建てる予定の
お家であれば、大工さんに支払う手間代は
135万円ということになりますよね。
そして、仮にその手間代を工務店側から2
7万円値引き要求されたとしたら、
大工さんは108万円で仕上げなければ
ならなくなります。

そうなれば、大工さんの1日の手間代は
12,000円となり、1ヶ月で25日働くとしたら、
月間で75,000円も手取りが減ってしまう
ことになるんですよね。

okane.png

もし、あなたがこの大工さんの
奥さんならどう思います?
月の給料が75,000円も減ってしまえば、
生活がキツくなりますよね・・・
となれば、この大工さん給料が減らないように
仕事するようになりますね。

つまり、108万円で仕上げなければいけない家で、
15,000円の手間代をもらおうと思うなら、
90日かけて仕上げる予定だった家を、
わずか72日で仕上げようとするわけです。
これがどういうことなのか・・
ご想像していただければお分かりになりますよね?

崩れる家.png

そうです。ご想像いただいた通り、
もしかしたら早く終わらせようと雑な工事に
なるかもしれないですし、
もしかしたら朝早くから夜遅くまで仕事をして
近所からクレームの声が上がってきて
しまうかもしれません・・・

クレーム.png

必ずしもこうなるわけではありませんが、
要するにせっかく高いお金を出してローンまで
組んで建てたのに、最終的に自分に
跳ね返ってきてしまうかもしれない
ということなんですよね。
そんなの絶対嫌ですよね・・・

ですから、安さを売りにしている会社や
簡単に値引きをしてくる会社は選ばないように
気を付けていただければと思います。

前回は、安すぎる会社や値引きする会社が
なぜ危険なのかを職人さんに焦点をあてて
お伝えしましたが、今回は残りの2つに
焦点をあててお伝えしたいと思います。


では、安売りや値引きが


『建築会社の利益』


にどのような影響を与えるかについてから
お伝えしますね。


一部例外もあるとは思いますが、
驚異的に価格が安い住宅会社のほとんどは、
前回お伝えした職人さんの手間代が
ものすごく安いことや、そもそも安い
材料を使っていることは当然のことながら、
なにより利益設定が低いという特徴を
持っています。


つまり、1軒あたりの利益はものすごく
少ないのですが、数をこなすことによって
経営を成り立たせている、いわゆる薄利多売
ビジネスであるということです。


となると、最も経費がかさむと言われている
人件費を削らざるを得なくなり、
現場を動かす役割となる現場監督が
いなかったり、現場経験が未熟な
スタッフが現場を仕切らざるを
得なくなってしまいます。そうなれば、
気が付けば全く違う家に仕上がって
しまっていた・・・という状況を
招くかもしれません。

また、アフターメンテナンスが雑だったり、
下手をすると、してくれないことだって
考えられます。そうなれば、もし調子が
悪い部分が出たり、壊れてしまった時に、
困った状況に陥ってしまいますよね。

さらに、そんな経営をしていたら、
いつ潰れても決しておかしくありませんから、
もし潰れてしまった時には、
そもそもアフターメンテナンスを頼む相手が
いなくなってしまうという状況を
招いてしまいます・・

もちろん、住宅会社は一生懸命仕事を
することは、お伝えするでしょうし、
アフターフォローもしっかりとしますと
口では言うでしょう・・・
しかし、現実はどうでしょうか?

営業マン3.png

住宅会社は、あなたに30年以上もの
長い期間に渡って
『住宅ローン』を組んでいただき、
何千万という買い物をしていただくわけです。
ですから、その責任として会社を
継続していく責任がありますし、
あなたが安心して暮らしていけるように
サポートし続ける義務があります。

そしてそのためには、適正な利益が
必要にもなってくるわけであり、
真っ当な会社であれば、簡単に
値引きしたり、安売りしたりは
出来ないはずです。
ですから、目先の安さや値引きの誘惑に
騙されて、後々困ったことに
なってしまった・・
なんてことにならないように、
安売りしたり、安易に値引きするような
住宅会社には、気を付けていただければ
と思います。

セール.png


それでは、


最後に3つ目の要素である『家の材料代』

について、お伝えします。
ここは、今までとは少し違う視点でお伝えさせ
ていただきます。


骨組み.png


家で使用する材料は、見た目は同じような
モノでも、いくつかのグレードが存在します。
例えば、外壁材や床材といった目に
見える材料もそうですし、断熱材や材木
といった目に見えなくなる材料もそうです。
そして、どのグレードを選択するのかに
よってけっこう価格は違ってきます。


木材.png


ですが、それ以上に価格が大きく
違ってくる要素となるのが、
メーカーさんや取引業者さんからの
材料の仕入れ価格です。
この仕入れ価格が安いか高いかは、
家づくりの価格に大きな影響を与えます。


例えば、定価で100万円のお風呂が
あったとします。そして、その仕入れの
掛け率がA社とB社で15%違うとします。
すると、15万円という高額な費用が、
たった一つの商品だけで違ってくる
ということになります。


それに加えて、定価で100万円の
キッチンの仕入れ価格までも、
15%も差があったとしたら・・・
さらに、水回り商品だけじゃなく
その他の材料も、この仕入れ価格が
全く違っているとしたら・・
そうです。
同じ商品を使ったとしても大きく価格が
違ってくることになりますよね。


キッチン.png


もしかしたら、あなたはこの違いを
多く建てている会社とそうじゃない会社との
違いと感じられたかもしれません。
確かに、数の原理は存在しますから、
それもあるでしょう。
しかし、実際のところは、
それだけでもないんですよね。


つまり、建てている数が多いからといって
必ずしも仕入れ価格が安いわけでもなければ、
建てている数が少ないから必ずしも
仕入れ価格が高いわけでもない
ということなんですよね。


これは、その会社の企業努力に
よるものですから、一概に言えませんが、
"会社対会社"のビジネスも、
結局は"人対人"なので、メーカーさんや
取引業者さんたちから、
『この会社のために力になってあげたい』と
思っていただけるような熱意があり誠実な
会社であるかどうなのか?が仕入れ価格に
大きく影響するということなのですね。


とはいえ、多くの住宅会社がチープな
材料を使って価格を下げるのではなく、
仕入れコストを下げる努力をすることで、
良い材料を使いつつ少しでも安く
建てられるように努力しているものの、
良い家を建てようと思えば手間が
かかるわけですし、
アフターメンテナンスサービスも
しっかりしていかなければいけないわけですし、
そのためには会社を存続させなければ
いけないわけなのです。


このような背景からやはりそれほど安く
建てられるわけではありません。
ということで、住宅会社を選ぶ時は、
ただ価格が安いからという理由で
選ばないように気を付けていただければと
思います。


良い会社には、良い職人さんたちと
サポートしてくれるメーカーさんや
取引業者さんたちがついているので、
そこを見極めていくことが住宅会社選びでは
大切だということを覚えておいて
くださいね。

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